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February 28, 2006

変身!

along1
「中国初の変身ヒーロー」だそうです。
名付けて「変身戦士 阿龍(アーロン)」。
春節から放送が始まりました。

日本のヒーローは25歳くらいのお兄ちゃんと相場が決まっていますが、
アーロンに変身するのは15歳くらいの少年です。
「○○(よくわかんない)よ、我に力を!変身!!」
もちろん、拳法の技で相手を倒します。

空飛ぶバイクに乗ってるところとか、
ショッカーみたいな敵の下っ端が出てくるところなどが
往年の仮面ライダーを思い出させます。

along2

アーロンはよいのだけれど、敵の怪物が何ともダサい。
私が見てたころの仮面ライダーもこんなだったのかなあ・・・。

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February 21, 2006

なくなっちゃいました

これまでも何度かご紹介した、事務所のそばの
唯一残っていた古い小路。
1月末からぼちぼち取り壊しが始まっていたのですが
ついにこの何日かで道沿いの建物が全て姿を消してしまいました。

以下、ほぼ同じ地点からとった写真。

050227
これはまだ移転の話も出ていなかった去年の今頃。
小さな店がずらりとならんでにぎわっていました。

060131
これが先月末。いよいよ重機を持ち込んでの
取り壊しが始まった頃。

060221
そして今朝。すべてがレンガの山になっていました。
なんだかやけに見晴らしが良くなりました。

今までは夜遅くなってからここを通っても、いつも人がいっぱい
いてにぎやかで、危険を感じたことなどなかったのだけど、
今は通るのが怖いんですよね~。
こうなった以上、もう早く新しい道ができてくれないかな・・・。


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February 13, 2006

ついに始動だ!

日経をおとりになっている方は、きのう(日曜)の記事をご覧ください。
「ソランとデジハリ 中国でアニメ人材を育成」

ネットはこちら
http://www.nikkei.co.jp/china/news/20060211e001y45611.html

半年ぐらい前からずっと関わって準備してきたプロジェクトが
いよいよあさって中国側と調印のはこびになり、
このたびプレスリリースされました。

でもなあ・・・
15日が調印式だから15日の朝刊に載せる、という条件で
リークしたはずなのに、いつの間にか載っちゃってたそうです。
しかもネットのほうの記事は事実誤認の内容載せてるし。
「教育ノウハウを大学の講座におろす」んじゃなくって
南開大学と我々が協力して新しい学院を作るんだってば!
しかも「アニメ作成の受託に乗り出す」なんて言ってないと思うけど。
ちゃんとリリース用原稿読み込んでないじゃん。
けっこういいかげんだなあ・・・

まあ、それはともかく
調印式が済んだらいよいよ合弁会社作りと学院作りが
本格的に動き出します。
新しいことをはじめるってわくわくする気分。

というわけで、明日から天津行ってきます。

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February 12, 2006

司馬遼太郎さんのこと

今日は旧暦1月15日、「元宵節」といって、中国の年越しの
最後の一大イベントなのだとか(まだ終わってなかったのか!)。
今日で爆竹を鳴らせるのも最後だというので、先ほどから
またまたものすごい音。もういいっちゅうのに・・・。

ところで、今日2月12日は作家の司馬遼太郎さんが
亡くなってちょうど10年。
訃報を聞いたときの、
「ああ、もう司馬さんの新しい文章は読めないのだ」
というショックと喪失感。今でも思い出します。

高校の頃『燃えよ剣』にはまって以来、
『竜馬が行く』『坂の上の雲』『項羽と劉邦』『関が原』などなど
代表的な作品はほとんど読んだ私ですが、
今は新潮文庫の『司馬遼太郎が考えたこと』シリーズを
少しずつ読み進めています。

雑誌に載った単発の文章、知人の本の帯裏のための文、
はては文学賞の選考委員としての感想まで、
とにかく司馬さんが公のものに書いた文という文を
年代を追って網羅しようという、編集者の苦労を思うと
ため息が出るようなシリーズです。
確か今月、最終巻の12巻が発売されるはずですが、
今私が読んでるのは第7巻。

第1、2巻を読み始めた頃から、どうしてこの人は
これほどまでに「日本」という国を客観的に見ることが
できるのだろう、と不思議に思っていました。
外国に住んでいると、自分の周囲の環境と比べることで
日本を客観的に見ることが比較的容易になるのですが、
司馬さんは取材旅行に行くことはあっても、長く日本を
離れたことはないはずなのです。

その後時代を追って5巻、6巻と読み進めるうち、
大きな根っこの部分は第二次世界大戦中に
「出動するときが死ぬとき」という、実に貧弱な
装備しか持たない戦車隊に所属し、
「国民をこのような戦いに駆り出す国家とは何ものか」
「日本人の精神とはどのようなものか」と考えていた
その経験にある、ということがわかってきました。

この頃のことを直接的に語っている文章は
終戦から20年余り立ってから書かれています。
終戦直後はその記憶が生々しすぎて、かえって書くことが
できなかったのかもしれません。
この回想はとても抑えた表現にはなっているけれども
当時20代の若者が感じていた腹立たしさ、やるせなさが
伝わってきます。

こういった体験から生まれた「日本観」に加えて、
モンゴル語や中国語も学び、東アジアの歴史にも詳しい
司馬さんはしばしば、大陸と日本の文化の違い、
歴史観の違いにも言及しています。
もしかしたら、中国に住んでいる今これを読むことで、
日本に住んでいたときとはまた違う感じ方ができて
いるのかもしれない、という気がします。

司馬さんが今の日本と中国をどのように評するか、
ほんとうにほんとうに聞いてみたかった、と思います。


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February 09, 2006

いい本読みました~。

私は常々、
「中国はそんなに簡単に崩壊なんかしない」
「そのうち日本は中国に追い付かれ、追い越される」
と思っているのですが、
じゃあ
「何でそんなことが言えるんだ!」
「根拠は何だ!」
と問われたら
「・・・・だって、見てれば分かるんだもん!」
としか言えない。

おそろしく偏った右脳人間で、社会の勢いとか動きを
動物的な「カン」で感じ取っているにすぎないので、
すこぶる説得力に欠けるわけです。

そんな私にとって、大いに助けになる本を読みました。
『人民元改革と中国経済の近未来』(角川oneテーマ21)

お正月に日本に帰ったときに、タイトルにひかれて買ってきて、
ずーっとそのままになっていたのをようやく読んだのですが、
いざ読み出したらあっというまでした。

著者の榊原英資氏は、大蔵省国際金融局時代は
「ミスター円」と呼ばれ、各国の通貨当局の関係者と
交渉を行った経験をお持ちの方だそうな(知らなかった・・・)。

この方が、データやこれまでの経験、知識を通して
「どうして中国は崩壊しないと言えるのか」
「中国が将来経済大国となる可能性」
などについて、実に客観的かつ明解にすぱっすぱっと
解説して下さる。
「そうか、そういうことなのねっ!!」
と思わず力が入ってしまったりして。

全部読み終えて、
日頃私が感じていることは間違いではないぞ!と
胸のつかえが下りる気分でした。
ああ痛快痛快。

榊原氏の中国を見る視線というのがまた、
へんに持ち上げるでもなく、へんにおとしめるでもなく、
実に公平なのです
こんなふうに冷静に中国を見る人々がもっと増えて
くれればいいのにな。

経済だけではなくて、中国の「しくみ」を知るのにも
お薦めの本です。
762円(税別)とお手頃なのもマル。皆様ぜひご一読を。

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